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外来生物

外来生物とは

日本生態学会(2002)より、

外来生物とは、過去あるいは現在の自然分布域外に導入された種、亜種、変種などの分類群を指し、生存して繁殖することのできるあらゆる器官、配偶子、種子、卵、夢精的繁殖子を含む。そして、人間によって意図的もしくは非意図的に移入された外来生物が生態系、生物多様性などに被害をもたらす問題を外来生物問題と呼んでいる。外来生物問題は生息・生育環境の開発や分断、孤立化、乱獲・過剰採集・管理放棄などとともに、生物多様性を脅かす重要な課題の1つと認識されている。」

 

外来生物

2005年6月,外来生物の侵入による生態系への被害を防止することを目的とした「特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律」(略称「外来生物法」,平成16年法律第78号)が施行され,生態系等に著しい被害をもたらすもの,もしくはその可能性が高いものを「特定外来生物」に指定し,輸入や利用を規制することが定められた.

 

a.「外来生物」と「外来種

外来種」とは,分類群の対象が原則として「種」の単位である一方,「外来生物」では,種に加えてより小さな分類群,あるいは遺伝子,地域個体群などをも含む広い概念として認識した方が妥当である。

国内・国外にかかわらず,現在の自然分布域外に導入されたあらゆる分類群や単位については,「外来生物」と呼ぶほうが適切である.